書店のあるある~著者がやってはいけないこと~その1
2020.07.08

めでたく書籍が完成して配本になりました。出版社から献本が届いたときには鼓動は最高潮を迎えることでしょう。書店に行こう。どこに積んであるかな?売れ行きはどうかな?POPとかついているのかな?様々な思いが交錯します。期待一杯で大型書店に行ったあなた。ここで書店の売り気を一気に下げてしまう禁忌をご紹介します。

 

★無断でサインを書いてしまう。

たまにやってしまう方がいます。自分が書いた本であっても書店さんが仕入れた商品です。無許可でサインをしてしまうと”汚損本”になります。絶対やめましょう。どうしてもサイン本を読者へ渡したいという方は、出版社へ連絡し、営業部を通じて書店と打ち合わせをしてもらいます。例えば、書店でセミナーをしてその後、聴講者が買われた本に手書きでサインをするなどは大歓迎です。

 

★煩雑時間帯に語りかける

これ、多いです。非常に迷惑がられますのでやめましょう。販売意欲を大きく下げてしまいます。因みに煩雑時間帯とは、お昼の12時から13時までと夕方17時から19時までです。言葉通りお客さんが多く、書店さんはレジや接客に専念する時間帯なので出版営業も伺いません。13時から15時までの間は休憩等もあるので、訪問したい場合は事前に出版社に確認するようにしてください。アポが取れていれば時間は全く問題がありません。

 

★店頭に積んでくれと店員さんに駄々をこねる

1日に出版される新刊は大体250点です。書店さんは仕入れる商品を選定します。また、出版社の営業部は事前に打ち合わせをして並べる商品や平積み場所を依頼します。各お店にはお客様が店内を歩く導線というのがあって、その商品にとってふさわしい場所を考えて並べられてます。要するに「よく考えて積まれている」のです。店頭は目立ちますが、その本が売れる最もふさわしい場所なのかどうかは疑問です。それに展開場所を要求できるのは出版社だけです。陳列場所に文句がある場合も出版社へ訴えてください。

 

★ライバルの図書をけなす、ダメ出しをする。

問題外。単にあなたの品格を下げるだけです。馬鹿にされますのでやめましょう。怒られる場合もあります。どんな書籍でも仕入責任は書店です。仕入れのセンスをけなしていることにもなります。自分の書籍の訴求ポイント、読者想定、著書の目的、購入計画など自分の本のことについてだけ語りましょう。

 

★書店、出版社へ報告せずあちこちでで複数買いをする。

最近の書店は返品率が規制されており、正確な発注数を求められています。従って無報告にまとめ買いがあると書店の仕入れ追加数、出版社の増刷に判断間違いを誘導することにつながります。たまに書店さんから「先ほどまとめ買いがありましたが、著者の方でしょうか」と問い合わせを受けることがあります。無計画なまとめ買いが発覚すると追加発注を警戒され、販売チャンスを逃してしまいます。書店で購入するときも出版社に相談しましょう。営業部では買うとしたらどこで買ったほうがいいとか、ランキングに入れるためには何冊買ったらいいとかアドバイスをくれます。

 

大切なのは熱意があること。書店さん、出版社と3者で売ってゆくという姿勢です。書店さんの力は大きいです。打ち合わせをしっかりして発売したらあとは任せるようにしましょう。文句があったら出版社へ言いましょう。

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書店のあるある~著者がやってはいけないこと~その1
2020.07.08

めでたく書籍が完成して配本になりました。出版社から献本が届いたときには鼓動は最高潮を迎えることでしょう。書店に行こう。どこに積んであるかな?売れ行きはどうかな?POPとかついているのかな?様々な思いが交錯します。期待一杯で大型書店に行ったあなた。ここで書店の売り気を一気に下げてしまう禁忌をご紹介します。

 

★無断でサインを書いてしまう。

たまにやってしまう方がいます。自分が書いた本であっても書店さんが仕入れた商品です。無許可でサインをしてしまうと”汚損本”になります。絶対やめましょう。どうしてもサイン本を読者へ渡したいという方は、出版社へ連絡し、営業部を通じて書店と打ち合わせをしてもらいます。例えば、書店でセミナーをしてその後、聴講者が買われた本に手書きでサインをするなどは大歓迎です。

 

★煩雑時間帯に語りかける

これ、多いです。非常に迷惑がられますのでやめましょう。販売意欲を大きく下げてしまいます。因みに煩雑時間帯とは、お昼の12時から13時までと夕方17時から19時までです。言葉通りお客さんが多く、書店さんはレジや接客に専念する時間帯なので出版営業も伺いません。13時から15時までの間は休憩等もあるので、訪問したい場合は事前に出版社に確認するようにしてください。アポが取れていれば時間は全く問題がありません。

 

★店頭に積んでくれと店員さんに駄々をこねる

1日に出版される新刊は大体250点です。書店さんは仕入れる商品を選定します。また、出版社の営業部は事前に打ち合わせをして並べる商品や平積み場所を依頼します。各お店にはお客様が店内を歩く導線というのがあって、その商品にとってふさわしい場所を考えて並べられてます。要するに「よく考えて積まれている」のです。店頭は目立ちますが、その本が売れる最もふさわしい場所なのかどうかは疑問です。それに展開場所を要求できるのは出版社だけです。陳列場所に文句がある場合も出版社へ訴えてください。

 

★ライバルの図書をけなす、ダメ出しをする。

問題外。単にあなたの品格を下げるだけです。馬鹿にされますのでやめましょう。怒られる場合もあります。どんな書籍でも仕入責任は書店です。仕入れのセンスをけなしていることにもなります。自分の書籍の訴求ポイント、読者想定、著書の目的、購入計画など自分の本のことについてだけ語りましょう。

 

★書店、出版社へ報告せずあちこちでで複数買いをする。

最近の書店は返品率が規制されており、正確な発注数を求められています。従って無報告にまとめ買いがあると書店の仕入れ追加数、出版社の増刷に判断間違いを誘導することにつながります。たまに書店さんから「先ほどまとめ買いがありましたが、著者の方でしょうか」と問い合わせを受けることがあります。無計画なまとめ買いが発覚すると追加発注を警戒され、販売チャンスを逃してしまいます。書店で購入するときも出版社に相談しましょう。営業部では買うとしたらどこで買ったほうがいいとか、ランキングに入れるためには何冊買ったらいいとかアドバイスをくれます。

 

大切なのは熱意があること。書店さん、出版社と3者で売ってゆくという姿勢です。書店さんの力は大きいです。打ち合わせをしっかりして発売したらあとは任せるようにしましょう。文句があったら出版社へ言いましょう。

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