新刊にかける想い<カバー編>
2020.07.21
明日香出版社では新刊発売前に様々な検討をします。今回はカバー編。 カバーって非常に重要です。まず、書店さん。「いろいろな要素はありますが、きれいで目立つデザインは平積みしたくなりますね。」 そして読者であるお客さんが手に取った段階で購入率は60%に跳ね上がるといいます。カバーのデザインはその本の売行きを大きく左右します。それだけに慎重に行います。 編集者は写真の左のようにカバー候補を数種類あげます。営業部はこれを基に書店担当者さんに意見を伺ったりして情報を集めます。全部ダメ出しなんてことも日常茶飯事です。デザイナーさん、本当にごめんなさい。 2020年7月の新刊は『英語リスニングの鬼100則』。カバーデザインのレイアウトは決まっていましたが、問題は”色”でした。 検討の結果、右の”紫色”に決定しました。 あ、間違いのないように言っておきますが、売れる要素はカバーデザインだけではありません。 お客さんが手にとって、見開いて内容が素晴らしいから売れるのです。あくまでも売れるのは内容です。 内容のすばらしさをアピールするための存在がカバーなのです。 なお、本書は発売3日目で増刷が決定しました!米山先生、おめでとうございます!![]()