夢の印税生活!?
2020.09.17

あ~独立して作家になって、印税生活したいな~

 

いいっすね~。南の孤島にでも行きますか?それとも都心にマンションを買って毎晩レインボーブリッジにワイングラスを傾けますか?印税生活ってたまに聞く言葉ですが実際どれほどのお金が入ってくるのでしょうか。ビジネス書で歴代累計トップは松下幸之助元社長の『道を開く』です。ご存知の方は多いと思います。発行部数520万冊!スーパーベストセラーです。

たとえばあなたがこの本と肩を並べるほどの本を出したとしましょう。印税率は最近は6~8%あたりなので仮に7%で本体価格は1500円とします。
【印税】

520万冊 × 1500円 × 7%=5億4600万円!!

これは凄い。億ションが5つ買えそう。520万冊なんてこんなものすごい記録があるから「夢の印税生活」なんて言葉があるのでしょうね。実際に売れた!と出版社と書店さんが言う本の発行部数はと言いますと、
初版平均は6,000部。ここどまりが6割を占めます。重版1~2回で10,000部突破でヒットと言われます。20,000部突破でベストセラー。30,000部突破で平積み定番本となります。
上記の式を当てはめてみると、初版止まりだと63万円。10,000部で105万円、20,000部で210万円、30,000部で310万円です。源泉所得税もあるので10%強天引きされます。
どうです。300万円くらいだと今の収入のほうが多くないですか?今の会社を辞めてまでチャレンジしないほうがいいんでは。
売れっ子の著者は過去にも数点出版しており、それぞれの重版分が入るのでトータルで700万円以上もありえます。
ある起業家の著者は「印税は自分の会社を宣伝するための広告費に充てています。」と語っていました。
また、印税がもらえるなどと浮つきながら書いた本は皮肉にも全く売れません。「自分の赤裸々な部分を告白し、それが他の方に役に立ってほしい」その気持ちに共感した読者が口コミで広がって、書店でも大切にされ、出版社の営業マンも書店に頭を下げて置いてもらうために頑張れるのです。
ひとつのコンテンツを表現を変えて多数の出版社から出している著作を見ますが、売れないことが多いです。読者にばれています。30年前のバブルのころは皆、お金を持っていたので盲目的に購入する人が多かったのですが、現在はお客さんんはしっかり本を吟味しています。表紙を見て、カバー裏を見て、まえがきを見て、目次を見て気になった章を1~2ページ読んでみて購入を検討しています。ネット書店ではレビューを読み尽くしています。
 
機会があって本を書く前に、なぜ自分は書くのか、自分が書くべき理由、読者に何を伝えてどうなって欲しいのか、印税がなくても書く意欲があるのか。よくよく考えて書いてほしいのです。



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夢の印税生活!?
2020.09.17

あ~独立して作家になって、印税生活したいな~

 

いいっすね~。南の孤島にでも行きますか?それとも都心にマンションを買って毎晩レインボーブリッジにワイングラスを傾けますか?印税生活ってたまに聞く言葉ですが実際どれほどのお金が入ってくるのでしょうか。ビジネス書で歴代累計トップは松下幸之助元社長の『道を開く』です。ご存知の方は多いと思います。発行部数520万冊!スーパーベストセラーです。

たとえばあなたがこの本と肩を並べるほどの本を出したとしましょう。印税率は最近は6~8%あたりなので仮に7%で本体価格は1500円とします。
【印税】

520万冊 × 1500円 × 7%=5億4600万円!!

これは凄い。億ションが5つ買えそう。520万冊なんてこんなものすごい記録があるから「夢の印税生活」なんて言葉があるのでしょうね。実際に売れた!と出版社と書店さんが言う本の発行部数はと言いますと、
初版平均は6,000部。ここどまりが6割を占めます。重版1~2回で10,000部突破でヒットと言われます。20,000部突破でベストセラー。30,000部突破で平積み定番本となります。
上記の式を当てはめてみると、初版止まりだと63万円。10,000部で105万円、20,000部で210万円、30,000部で310万円です。源泉所得税もあるので10%強天引きされます。
どうです。300万円くらいだと今の収入のほうが多くないですか?今の会社を辞めてまでチャレンジしないほうがいいんでは。
売れっ子の著者は過去にも数点出版しており、それぞれの重版分が入るのでトータルで700万円以上もありえます。
ある起業家の著者は「印税は自分の会社を宣伝するための広告費に充てています。」と語っていました。
また、印税がもらえるなどと浮つきながら書いた本は皮肉にも全く売れません。「自分の赤裸々な部分を告白し、それが他の方に役に立ってほしい」その気持ちに共感した読者が口コミで広がって、書店でも大切にされ、出版社の営業マンも書店に頭を下げて置いてもらうために頑張れるのです。
ひとつのコンテンツを表現を変えて多数の出版社から出している著作を見ますが、売れないことが多いです。読者にばれています。30年前のバブルのころは皆、お金を持っていたので盲目的に購入する人が多かったのですが、現在はお客さんんはしっかり本を吟味しています。表紙を見て、カバー裏を見て、まえがきを見て、目次を見て気になった章を1~2ページ読んでみて購入を検討しています。ネット書店ではレビューを読み尽くしています。
 
機会があって本を書く前に、なぜ自分は書くのか、自分が書くべき理由、読者に何を伝えてどうなって欲しいのか、印税がなくても書く意欲があるのか。よくよく考えて書いてほしいのです。



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