企業理念は各社さまざま【書店】
2020.09.30
企業理念は
その会社があるべき姿、目指す目標を示しています。お客様に対して、得意先に対して、そして社員スタッフとそのご家族に対して宣誓します。 小社の企業理念は「出版をより身近に」です。 明日香出版社は「営々黙々 花が咲いても咲かぬでも」 書店はどうでしょう。 紀伊國屋書店 「顧客第一主義」 丸善ジュンク堂書店 「“人と人との出会いを大切に”をテーマに歩み続けています」 「“図書館よりも図書館らしい”店づくり」 「豊富な商品知識を持った販売員の育成に力を注ぎます」 「仕事と家庭の両立支援のためワーク・ライフ・バランスの実現を目指します」 TSUTAYA 「ライフスタイルの提案」 有隣堂 「「有隣」の精神にもとづき、文化、教育に関する商品の販売を通じて地域社会に貢献する」 「 会社永遠の発展と、従業員の福祉向上のため経営の効率化に努力する」 三省堂書店 「吾れ日に三たび吾が身を省みる。 人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝うるか」(論語より) 大垣書店(京都府) 「顧客(出版社・販売会社・読者)に対する感謝報恩の精神を持って行動しよう」 「自己の品性を磨き研鑽を重ね、強い信念と謙虚な心遣いを維持しよう」 「我々の給与は顧客より頂いているものだと自覚しよう」 「遣り甲斐のある職場にしよう」 未来屋書店 「すべてはお客さまのために」 こうやって調べたことがないので興味深いですが、書店は小売業なので顧客第一主義はみな同じです。地域に根づく書店は地元への貢献を宣誓します。理念は余程のことがない限り変更しません。原点だからです。対して商品や営業のやり方は時によって変わっていきます。もし社員さんであるなら一度自社の理念を見てください。 創業者が何のために会社を創ったのかがよくわかります。