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  3. 歴史は化学が動かした 人類史を大きく変えた12の素材
本体価格
1700円
初版発行
2024/08/22
ページ数
304
ISBN
978-4-7569-2339-4
版型
四六並製
クリエイティブ出版

歴史は化学が動かした 人類史を大きく変えた12の素材

著者
齋藤 勝裕(さいとう かつひろ)

私たちの身の回りには、スマートフォン、洋服、車、建物など、数え切れないほどの「モノ」があふれています。こうしたモノの発展によって、私たちの社会は豊かになってきました。

これらは一体どのように生まれ、私たちの生活を支えているのでしょうか?

そもそもすべての物質は、数々の「素材」によってできています。そしてそれは、すべて分子で構成された化学物質です。
したがって私たちの社会は、素材の性質を理解し、加工技術を磨き上げることで、発展しきたと言えるでしょう。

本書は、私たちがこの豊かさを手に入れた歴史的経緯を、化学の視点から紐解きます。具体的には、デンプン、薬、金属、セラミックス、毒物、セルロース、化石燃料、ワクチン、アンモニア、プラスチック、原子核、磁石の12の素材を取り上げ、素材の発見から現代社会における活用までをわかりやすく解説します。

例えば、デンプンが人類の繁栄を支えてきた過程や、薬が病苦からの解放をもたらした歴史、金属が機械文明を生み出した経緯など、各素材がどのように人類の進歩に貢献してきたかを知ることができます。さらに、現代社会を支えるプラスチックや、未来のエネルギー源として期待される原子核、AI時代を推進する磁石など、現在そして未来における各素材の可能性と課題にも目を向けています。

もちろん、これらの素材がもたらした影響は、必ずしも肯定的なものばかりではありません。毒物は時として権力闘争や戦争の道具となり、化石燃料は私たちの生活を豊かにする一方で、地球温暖化という深刻な環境問題を引き起こしています。

本書を通じて、人類が多くの試行錯誤を重ね、時には大きな犠牲を払いながら、現代の豊かさを獲得してきた過程を追体験していただけることでしょう。それと同時に、現代の私たちが抱える諸問題を見つめ直す機会にもなるはずです。

この壮大な人類と素材の物語を通じて、私たちの過去を振り返り、現在を見つめ直し、そして未来への指針を得る一助となることを願っています。

著者のご紹介

1945年5月3日生まれ。
1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。
主な著書として、「絶対わかる化学シリーズ」全18冊(講談社)、「わかる化学シリーズ」全16冊(東京化学同人)、「わかる×わかった!化学シリーズ」全14冊(オーム社)、『マンガでわかる有機化学』『料理の科学』(以上、SBクリエイティブ)、『「量子化学」のことが一冊でまるごとわかる』『「発酵」のことが一冊でまるごとわかる』(以上、ベレ出版)、『図解 身近にあふれる「化学」が3時間でわかる本』(明日香出版社)など、200冊以上。

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