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第8回(最終回)|出版費用っていくらかかるの? プランと価格の考え方

連載

「出版にはどのくらいお金がかかるんですか?」
出版を検討している方から最も多く寄せられるご質問のひとつが、費用に関するものです。

今回は、自費出版にかかる費用の内訳や、プランの違いによる価格差について、できるだけわかりやすくご紹介します。初めての方でも、安心して判断できる材料になれば幸いです。

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    費用のベースになるものは大きく3つ

    自費出版の費用は、以下の3要素で決まります:

    ① 制作内容(原稿編集、デザイン、校正など)
    ② 仕様(サイズ、ページ数、印刷部数、カラーかモノクロか)
    ③ サポート内容(販促、流通、プロモーション支援など)

    この3つをどのように組み合わせるかによって、費用が大きく変わってきます。

    参考価格帯の一例
    あくまで目安ですが、以下のような価格帯でご案内することが多いです:

    ■A5判/モノクロ/150ページ前後/100部印刷
     → 約130万円〜180万円(税別)

    ■B6判/カラー表紙・モノクロ本文/200ページ/300部印刷
     → 約150万円〜200万円(税別)

    ■四六判/カラー表紙・モノクロ本文/250ページ/500部印刷
     → 約200万円〜250万円(税別)

    (すべて編集サポート+営業サポート付き)

    もちろん、ご予算に合わせて個人向けの「最小限の記念出版プラン」や企業向けの「販促を見据えたブランディング出版プラン」など柔軟に対応可能です。

    「安く抑えたい」けれど、それだけでは選ばないで

    価格はたしかに大切です。ただし、“安さ”だけで判断すると、後々「やりたいことができなかった」「原稿にちゃんと向き合ってもらえなかった」といった不満が残るケースもあります。

    自費出版は、あなたの言葉や思いを本という形に残す大切なプロジェクトです。だからこそ、以下のような観点でも比較・検討してみてください:

    〇編集者とのやり取りは丁寧か?

    〇原稿へのフィードバックは具体的か?

    〇自分の希望や悩みに親身に応じてくれるか?

    「価格と満足度のバランス」を大切にされる方が、結果として出版後の充実感も高くなる傾向にあります。

    費用の目安は相談で明確にできます

    ご相談の段階で、「こんな仕様にしたらどのくらい?」「〇〇円以内に収めたい」といったご希望があれば、できるだけ具体的なご提案をさせていただきます。

    また、企業出版や団体向けの場合は、助成金・販促予算などを活用した出版企画も対応可能です。見積もりは無料ですので、お気軽にお声がけください。

    まとめ|出版費用は「目的に合った選び方」を

    「なんのために出版するのか?」を明確にすると、自ずと必要な項目と不要な項目が見えてきます。記念として残すのか、営業や販促に使うのか、販売を目指すのか――目的に応じた出版プランで、無理のない費用設計をしましょう。

    出版は決して“特別な人のもの”ではありません。あなたの想いを伝える手段として、自費出版は今、多くの人に選ばれています。

    これまで全8回にわたり、自費出版の流れを丁寧にご紹介してきました。
    ご自身のペースで読み進めてくださった方、本当にありがとうございました。

    出版について、少しでも「やってみようかな」と感じたら、それが第一歩です。
    私たちは、その思いに寄り添い、一緒に本づくりを楽しめるパートナーでありたいと願っています。

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