いつかは出版したい!そのために準備すること
2022.04.15

~出版企画書は書くために不可欠です~

明日香出版社には頻繁に出版企画書が届きます。
ところで、出版企画書とは何のためにあると思いますか。
出版社にご自身の企画を通すためのものでしょうか。
それは違います。企画が通った後も著者にとって重要な意味があるのです。

【出版企画書は著者にとって一番重要です】
出版企画書は著作の構成がまとめられた設計図です。ベテランの著者でも企画書作成に時間をかけます。いきなり原稿を書きはじめると、筋道の通っていない内容になってしまいます。これでは出版社にも採用されません。出版企画書は出版社へのプレゼン用ではなく、著者自身が使うものです。

出版企画書に必要な項目は次の通りです。
・タイトルとサブタイトル案
・企画主旨
・目次構成
・出版の目的、想定読者
・著者プロフィール
・一部原稿

【タイトルとサブタイトル案】
まずは、仮のタイトルを決めます。できるだけ具体的な表現にしてください。実際に発行に進むことになれば、出版社がより魅力的なタイトルをつけます。
企画書段階では本書の目的がきちんと表されているタイトル付けにすることが大切です。
サブタイトルも決めてください。タイトルの内容を補填するような表現が望ましいです。


小社発行の『社長の覚悟』を例にあげますと、企画書段階でタイトルは『経営者の覚悟』でしたが、明日香出版社の営業部や書店さんの意見を参考に『社長の覚悟』に変更になりました。サブタイトルは「強い会社にするための125のメッセージ」です。その他の文言は本書内容から抜粋しました。
「会社の質はすべて社長の質で決まる」や「チャレンジ精神を持った社長だけが成功する」などは経営者が気になる文言です。

【企画主旨】
 なぜこの書籍を書こうと思ったのかなどの目的や他の著書にはない特徴なども含めて、企画の主な内容を簡潔に書きます。そして重要なことですが、どんなことに困っている人に向けて書かれている内容なのか、本書を読めばどうなるのかを明確に書きます。書籍の目次の前に「はじめに」という部分がありますが、その原稿でも結構です。

【目次構成】
目次は原稿執筆の骨組みにあたります。1章から何章まで書くのか、それぞれの章ごとにテーマを設定し、本書の目的をどういう順番に解説していくのかを決めます。1冊書き上げるために必要な文字数はおおよそ6~8万文字です。これを「起承転結」で整理して書くためには目次構成は必要不可欠です。

【出版の目的・想定読者】
読み手が誰なのかをできるだけ具体的に書きます。実際にどのようなことで困っている人が想定読者なのかを絞り込んで書いてください。
過去にマナー本の企画で「新人からベテランまで」と設定されているものがありました。新人向けにマナーの意味や作法指導があり、さらにベテラン向けに上級の作法指導なども盛り込まれていました。幅広い対象で、一見売れそうに見えます。しかし、焦点が定まっていない本は売れないことの方が多いので修正をお願いしました。

【著者プロフィール】
著者がどのような経緯を辿って現在に至っているのかを紹介するのがプロフィールです。ここから本企画以外の企画へ発展する可能性もあります。
実際に英語資格書の著者の履歴から自己啓発書の執筆につながり、それが30万部を越える大ヒット本になったという例もあります。

【一部原稿】
いくら企画が良くても原稿の書き方が良くなければ売れません。2~3ページほどでよいので原稿の一部を添付して頂くことをおすすめします。

なお、いったん決めた企画も構想を練っていくうちに必ず変更点が出てきます。その時は企画書を修正してから執筆に着手するように心掛けてください。
そして常に、悩んでいる人が役に立つ内容を書くのだ、ということを念頭に置いて書きすすめて頂ければと思います。
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いつかは出版したい!そのために準備すること
2022.04.15

~出版企画書は書くために不可欠です~

明日香出版社には頻繁に出版企画書が届きます。
ところで、出版企画書とは何のためにあると思いますか。
出版社にご自身の企画を通すためのものでしょうか。
それは違います。企画が通った後も著者にとって重要な意味があるのです。

【出版企画書は著者にとって一番重要です】
出版企画書は著作の構成がまとめられた設計図です。ベテランの著者でも企画書作成に時間をかけます。いきなり原稿を書きはじめると、筋道の通っていない内容になってしまいます。これでは出版社にも採用されません。出版企画書は出版社へのプレゼン用ではなく、著者自身が使うものです。

出版企画書に必要な項目は次の通りです。
・タイトルとサブタイトル案
・企画主旨
・目次構成
・出版の目的、想定読者
・著者プロフィール
・一部原稿

【タイトルとサブタイトル案】
まずは、仮のタイトルを決めます。できるだけ具体的な表現にしてください。実際に発行に進むことになれば、出版社がより魅力的なタイトルをつけます。
企画書段階では本書の目的がきちんと表されているタイトル付けにすることが大切です。
サブタイトルも決めてください。タイトルの内容を補填するような表現が望ましいです。


小社発行の『社長の覚悟』を例にあげますと、企画書段階でタイトルは『経営者の覚悟』でしたが、明日香出版社の営業部や書店さんの意見を参考に『社長の覚悟』に変更になりました。サブタイトルは「強い会社にするための125のメッセージ」です。その他の文言は本書内容から抜粋しました。
「会社の質はすべて社長の質で決まる」や「チャレンジ精神を持った社長だけが成功する」などは経営者が気になる文言です。

【企画主旨】
 なぜこの書籍を書こうと思ったのかなどの目的や他の著書にはない特徴なども含めて、企画の主な内容を簡潔に書きます。そして重要なことですが、どんなことに困っている人に向けて書かれている内容なのか、本書を読めばどうなるのかを明確に書きます。書籍の目次の前に「はじめに」という部分がありますが、その原稿でも結構です。

【目次構成】
目次は原稿執筆の骨組みにあたります。1章から何章まで書くのか、それぞれの章ごとにテーマを設定し、本書の目的をどういう順番に解説していくのかを決めます。1冊書き上げるために必要な文字数はおおよそ6~8万文字です。これを「起承転結」で整理して書くためには目次構成は必要不可欠です。

【出版の目的・想定読者】
読み手が誰なのかをできるだけ具体的に書きます。実際にどのようなことで困っている人が想定読者なのかを絞り込んで書いてください。
過去にマナー本の企画で「新人からベテランまで」と設定されているものがありました。新人向けにマナーの意味や作法指導があり、さらにベテラン向けに上級の作法指導なども盛り込まれていました。幅広い対象で、一見売れそうに見えます。しかし、焦点が定まっていない本は売れないことの方が多いので修正をお願いしました。

【著者プロフィール】
著者がどのような経緯を辿って現在に至っているのかを紹介するのがプロフィールです。ここから本企画以外の企画へ発展する可能性もあります。
実際に英語資格書の著者の履歴から自己啓発書の執筆につながり、それが30万部を越える大ヒット本になったという例もあります。

【一部原稿】
いくら企画が良くても原稿の書き方が良くなければ売れません。2~3ページほどでよいので原稿の一部を添付して頂くことをおすすめします。

なお、いったん決めた企画も構想を練っていくうちに必ず変更点が出てきます。その時は企画書を修正してから執筆に着手するように心掛けてください。
そして常に、悩んでいる人が役に立つ内容を書くのだ、ということを念頭に置いて書きすすめて頂ければと思います。
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