出版成功事例
池永経営編著 (代表 池永章監修)
2022年5月発行
【著者は広島県福山市で経営サポートをする集団】
池永経営は1955年創業で岡山県笠岡市、広島県福山市・三原市エリアで約600社の企業の顧問をされている、広島県で最大級の会計事務所です。本書は池永経営のスタッフの皆様で顧問先企業の中から32社を取材され、まとめられました。
【池永社長の渾身の1冊づくり開始】
池永章様は過去に10点出版されている方で、特に『会社にお金が残る経営』(2005年発行)は2万部を超えるヒット作です。
ある日、池永様が広島から来社され、「私も60歳を超え、次の世代に繋ぐ活動を考えています。池永経営の考え方を知ってもらい、お世話になった顧問先企業の成功事例を紹介する本を作りたいのです」とのこと。
お話を伺い、316ページ、オールカラーで書籍製作をお受けすることにしました。
【光る!池永経営の哲学と思い】
1章では池永経営の考え方と業務内容が解説されています。
池永経営様は哲学と想いをもって顧問先企業と共に歩むパートナーとしての存在です。そのため、税務労務等の法定指導だけでなく、必要に応じて社内研修まで行われています。経営状態を見やすくするために開発された「経常利益額ウォーターフォールグラフ」や「財務格付けワークシート」は思わず見入ってしまいます。
【著者の顧問先32社への取材活動が始まる】
本書の構成は第1章が池永経営様の紹介と業務内容です。第2章は顧問先企業32社の成功事例という構成です。取材は池永会計のスタッフの方々が11名で時間をかけて丁寧に行われました。通常の執筆とは違って記事完成後は、掲載写真のご提供を含めて各企業の承諾が必要です。お話をいただいてから写真と記事すべてが出そろうまで7か月を要しました。
本書執筆陣
企業32社の成功実例
【原稿整理は念入りに実施】
本書は池永経営様と32社の社長様の熱い想いがこもった内容です。11名のスタッフの方々による取材文章ですので表現にどうしても違いが出てしまいます。しかしそのままだと読みにくいものになってしまうので、熱い想いが伝わるように気を付けながら表現の統一を行いました。
また、ご提供いただいた300枚余りの写真も解像度に差がありましたので、全て画像を調整してきれいな仕上がりになるように編集しました。この作業は大変で、お手伝いいただいた編集会社の方は何日か徹夜もされました。企業様への内容確認を進めている中では、締め切り日を過ぎての文章修正や写真の差替え等のご要請もありましたが全てお受けしました。
原稿をやり取りする際に間に入って受け渡しや調整を行っていただいた秘書の山本様と広報課の古海様のアシストもあり、複雑な作業がスムーズに運び、5月初旬に書籍が完成しました。
【地域密着型の貴重な本に地元書店さんも惜しみない協力を】
本書はタイトル通り、福山市・三原市・笠岡市に本社をおかれる企業の成功事例です。
地元の書店啓文社さんの商品仕入部長へ事前に案内すると、「池永先生の新刊を出版されるのですか。もちろん全店で協力しますよ」と心強い言葉を頂きました。
地域一番店の啓文社ポートプラザ店の店長にも連絡すると「一番目立つ場所で展開します」との言葉でした。その他の書店さんも同様の協力を頂くことができました。
販売する書店さんの協力体制も得られて、本書は配本されていきました。
【啓文社ポートプラザ店の展開風景】
【出版を記念して式典も開催予定】
池永経営では福山市商工会議所に依頼され、本書発行のニュースリリースと記者会見も開催されました。また、7月には福山市内のホテルで顧問先企業を招かれて出版記念式典も予定されています。
今回は地元で活躍されている企業を支援する会計事務所の域密着型の本を製作しました。内容には生まれ育った土地での仕事に対する熱い想いなど一般のビジネス書にはない良さがあります。また、ご当地の書店さんの協力体制も非常に心強いものがありました。池永経営様と本書がいつまでも愛され続けることを願っています。