著者
日本赤十字社和歌山医療センター
呼吸器内科 副部長
寺下 聡
1977年 兵庫県生まれ。2002年 自治医科大学卒業。専門は呼吸器内科。
資格:日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医・評議員。日本肺癌学会にも所属。
現在まで20年以上最前線の医療機関で呼吸器内科の診療に携わり、学会発表・講演・論文多数。地域医療にも造詣が深い。
2015年~日本赤十字社和歌山医療センター 呼吸器内科 副部長。
これまでに1000人以上の肺がん診療をおこなう。
結婚18年目の2020年に妻が無治療なら余命2ヶ月の進行した卵巣がんと診断される。
卵巣がんの診断は夫である著者自らが検査をおこない確定した。
がん専門医とがん患者の夫という両方の立場を併せ持つ稀有な存在となる。