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『がん専門医 妻の進行がんと向き合う』が完成しました!

2025.01.04

『がん専門医 妻の進行がんと向き合う』──医師の夫と患者の妻の感動の記録

がん専門医として第一線で活躍する著者が、自身の妻が「進行がん」と診断された瞬間から始まる実話。この書籍は、医師であり夫である著者が直面した現実と、命の尊さを描いた感動的な実況中継です。

医師としての冷静さと夫としての感情の狭間で

著者は、医師として患者に対して常に冷静でいることを求められる立場にいます。しかし、家族が患者になったとき、医師としての判断力と夫としての感情の狭間で揺れる自分に直面します。進行がんという現実にどう向き合い、妻の意思を尊重しながらも医療的に最善の道を模索する姿が、リアルに描かれています。

がん治療の知識と実践的なヒント

本書には、がん専門医としての知識がふんだんに盛り込まれています。治療の選択肢やセカンドオピニオンの重要性、副作用との向き合い方など、患者と家族にとって実践的なヒントが詰まっています。また、治療法を決める際の患者・家族・医師間のコミュニケーションの重要性についても深く掘り下げられており、医療従事者にとっても、多くの学びを得られる内容となっています。

家族の絆と命の価値

医師として最先端の医療に関わってきた著者が、患者としての妻と接する中で、改めて家族の大切さや命の価値について考えさせられる瞬間が描かれています。病状が進行していく中でも、夫婦が日々の小さな幸せを見つけ出し、互いを支え合う姿は、読者の心に深い感動を与えるでしょう。家族がどのように患者を支え、どのような思いで病に向き合っていくべきかについて、具体的なエピソードを通じて伝えられています。

医療の枠を超えた普遍的なテーマ

本書は、単なる医療ノンフィクションではありません。愛する人ががんと闘うとき、家族として何ができるのか、どう寄り添うべきかを考えるヒントが詰まっています。医療の専門知識と夫婦の物語が融合することで、医療従事者はもちろん、患者やその家族、さらには関係する人々にとって、とても参考になるメッセージが込められています。

医療従事者にもおすすめの一冊

医師である著者の視点から、患者やその家族とのコミュニケーションがいかに大切かが語られています。患者の不安をどう軽減するか、意思決定をどうサポートするかといった課題に向き合う姿勢は、医療現場で働くすべての人にとって参考になるはずです。


『がん専門医 妻の進行がんと向き合う』は、がん治療という厳しい現実の中で揺れ動く心情、不安の中で暗中模索して懸命に向き合う、2人の「命」の重さを痛感する一冊です。がんと向き合うすべての人に届けたい、心に響く物語です。

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