自費出版は商業出版と違って自分で書いた文章、表現をできるだけそのままにして書籍にすることです。そうして完成した本は、言い換えれば、ご自身の分身とも言えます。
そのような作品を発表する機会があります。
それが、日本自費出版文化賞です。
主催はNPO法人日本自費出版ネットワーク。
今年で28年目となるこの大賞は代表理事の作家の中山千夏氏をはじめ、各界の著名人や専門家が毎年審査員を務められています。そして前選考委員長の色川大吉様が掲げた「自費出版は民衆文化である。一般人民の記録こそ、真の歴史記録である」というモットーで営まれています。
この日本自費出版文化賞ですが、現在第28回を数え、皆さんからの作品を募集されています。
出品のメリットは以下の通りです。
· 知名度向上: 入賞作品は広く紹介され、著者の認知度を高める。
· 販路拡大: 書店やオンラインショップでの販売促進につながる可能性がある。
· 信頼性の獲得: 賞を受賞することで、作品の価値や信頼性が向上する。
私の手元に当会の自費出版年鑑があります。
これによると、第25回では大賞1作品、部門賞7作品、特別賞7作品、入賞作品が89点ありました。
【応募要領】
応募受付期間 2024年12月1日(日)~2025年3月31日(月)
応募資格 以下の要件を満たすもの
☆制作費用の全額または一部著者が負担
☆日本国内で2015年以降に出版
☆主として日本語で書かれた一般書
☆製本された書籍
応募方法 郵送またはWEBにて申し込み、料金支払い
〇文化賞にのみ応募・・・3,000円
〇文化賞にのみ応募&HPに登録・・・8,000円
申し込み詳細等につきましてはホームページをご覧ください。
募集作品部門
地域文化賞、個人誌部門、小説部門、エッセー部門、詩歌部門、研究・評論部門、グラフィック部門
発表・表彰
大賞(20万円/賞状)、色川大吉賞(10万円/賞状)、部門賞(5万円/賞状)
特別賞(記念品/賞状)、シルバー特別賞(記念品/賞状)、入賞(賞状)
表彰式
2025年11月8日(土) アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)
次作の本がおありの方はこの機会に出品されることをお薦めします。