オリジナルコラム

出版がわかる!企画から書店販促のすべて

11月27日付の朝日新聞「天声人語」から

2024.11.28

私は毎朝、朝食をとりながら『天声人語』を読んでいます。

今日は「自費出版」に関する内容で、思わず箸が止まりました・・・

自費出版というと、一部の人々にはあまり良いイメージがないかもしれません。

でも、実際に作っている立場からすると、それは本当に悲しいし、もったいないことだと感じています。

ブランディング出版では自分の会社をもっと知ってもらいたい、あるいは自分の考えや想いを一つにまとめて、これから入ってくる社員、取引先の方だけでなく、かかわるすべての方に知ってもらいたい。

そんな前向きでひたむきな気持ちを、存分に反映させることができる点がメリットとして挙げられます。

パーソナル出版はそれこそ、今までの自分の人生を振り返って1冊の本にまとめておきたいなどのご要望から、

時には大事な写真やこだわりのイラストを加えたりして、自分の想いを100%表現した本を作ることができます。

しかしながら、単にお金がかかるから、あるいは本を作っても「どうせお金を払って作ったんだろう」という風に思われたくないからという理由で商業出版にこだわる方が多いのが現状です。

弊社で本を作ってくださった、あるいは作ってくださっている方は、自分の想いを形を変えずにストレートに出し切りたいという方、自分の言いたいことのニュアンスを「編集される」ことなく、正しく、きちんと伝えたいという方ばかりです。本当に素敵だなと痛感しています。

もちろんクオリティに関わる部分(表紙カバーデザイン、校正など)はしっかりやり遂げていますから、大きな違いはありません。

商業出版と自費出版にはそれぞれ異なる役割があり、どちらが優れているかは一概に言えないと考えています。

天声人語には私の想いと同じことが書かれていて、非常にうれしく思いました。

また最後の方には自費出版だけの本を集めたお店があると書かれており、ぜひ訪れてみたいと思いました!

                                        (奥本 達哉)

一覧へ戻る ▶