企業出版成功例
2021年12月発行
著者 中橋章好様 <総務の知恵 代表取締役>
【著者は大阪で長年働く社会保険労務士さん】
大阪で長年、社労士として活躍されている中橋様の夢は自著を出版されることでした。恵まれない幼少期を過ごされた経験から人間関係の大切さを訴えられ、社労士になって現在の会社を立ち上げられました。「従業員を大切にする会社、働き甲斐のある会社を増やしたい」という想いが出版への熱意でした。
【タイトルは読者を意識して決定】
中橋様はブログを日々綴られていました。会社をよくしたいと思う経営者のために日々メッセージを書かれており、この内容を整理して書籍化することにしました。原稿データをお預かりし、書籍づくりが始まりました。
本書は人事についての考え方や方法論がテーマです。就業規則の見直しや人材採用の方法などが多く書かれてあり、これらの決定ができるのは会社では社長しかいません。読者対象の中小企業の社長さんに手に取ってもらえるよう、タイトルは『経営は人や!』としました。
敢えて関西弁のタイトルにしたのは活躍されている大阪で顧問先に大変人気がある方であり、中橋様の優しい人柄が伝わるのではないかと考えて決めました。
【温かみのあるカバーデザインに決定】
労務関連の書籍は事務的な内容の本が多いのですが、本書は法律の解説や最近の法改正の内容に触れつつも中小企業の社長さんに向けて経営面のアドバイスもあり、長年の経営指南の経験が頷けます。カバーも温かみのあるものをと言うことでデザイナーさんに複数の案を作成していただき、その中で一番ふさわしいものを中橋様と吟味し、決定しました。
【編集制作はベテランの技が光る】
編集作業は長年明日香出版社でベストセラーを手掛けてきた外部の編集者にお願いしました。またカバーデザインも同じ方にお願いしました。これは大切なことです。カバーデザインと本文を同じ人が請け負うことで統一感が生まれるからです。
【締め切り厳守で余裕をもって進行ができた】
著者とのやりとりは電話が中心でした。校正業務は主に電話とメールを使って行いましたが、中橋様はどこをどのように修正するのかを色分けするなどしてわかりやすく敏速に行ってくださいました。おかげさまですべての作業がかなり早く進み、余裕をもって進行することができました。原稿が印刷所に入稿されると配本までのスケジュールがほぼ自動的に決定します。従ってそれぞれの締め切りは厳守となります。遅れると発売日が遅延し、売れるタイミングを逃す可能性があります。日程厳守は非常に助かりました。
【客層に重点を置いた販促活動】
本書の読者層は中小企業の社長さんです。経営書が売れる都心の大型書店を中心に、ベッドタウンにある書店でも平積みをして頂けるよう提案して回りました。ご家族やお得意先が多い著者の地元や会社近くのお店にも案内をします。提案したほとんどの書店さんは快くご注文をくださいました。これは書店さんと明日香出版社との間で長年築き上げた強い信頼関係があるから実現できることです。
【そしてついに本が完成】
中橋様へ著者献本を届けるととてもお喜びいただけました。
そしてなんと次の企画のご予定までいただきました。次回はブログではなく、改めてご執筆されるとのことで企画書作成についてのお話などもさせていただきました。
これからも長いおつきあいになります。
中橋様、ありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いいたします。